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笹井芳樹氏の破滅の真相①小保方晴子への過剰なブランド信奉 [STAP 笹井芳樹]

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理研の笹井芳樹氏が自殺を図り、死亡が確認された。

理研の笹井芳樹氏が破滅に至った真相に迫りたい。



理化学研究所発生・再生科学総合研究センター(神戸市中央区)の笹井芳樹副センター長(52)が、
5日朝、センターの近くにある先端医療センター内で首つり自殺を図った。
現場には、遺書らしきものも見つかっており、笹井芳樹氏の死因は自殺と見られている。


笹井芳樹氏は、なぜ破滅に追い込まれなければならなかったのか。


現在、検証実験中であるSTAP論文。
小保方晴子氏は、STAP細胞がありその再現性があると主張している。
しかし、小保方晴子氏の上司であり、実質的研究責任者である笹井芳樹氏が
その結果も見届けずに自殺を図ったことが示す事実はひとつ。






STAP細胞は、存在しなかった」ということだ。






STAP論文の論文作成「過程」のミスやねつ造のたぐいではなく。
STAP論文は、そもそも存在しない細胞の作成方法を記した論文だったことを認めたことに等しい。


STAP論文問題への責任の取り方の最上のものは、
STAP細胞が存在することを改めて示すこと。

そして、それができないまでも、次策としては
しかるべき処分等は受けつつも、改めて管理体制を見直し計画を練り直し
STAP細胞あるいはそれを超える発見に再チャレンジすることだったのではないか。
しかし、笹井芳樹氏は、それをなすことはなく、
破滅の道を転がるように研究を放棄し命を絶った。




小保方晴子氏が、笹井芳樹副センター長の予想を超えた
出会ったことのないほどの稚拙なレベルの研究者であったことは想像に難くない。
理化学研究所にそもそも入所できるレベルに至らない研究者だったのだろう。

STAP論文は、おそらく笹井芳樹氏にとって部分的な問題ではなく、全体的な問題と映ったはず。
「そんな実験の仕方をしていたのか」と、驚き、唖然とし、信頼関係が根底から覆ったのだ。

笹井芳樹氏にとっては青天の霹靂ともいえる人選ミス。
自身が京都大学出身でもあることから、
「この大学の人間ならば当然このくらいのレベルの資質を兼ね備えている」という意識が強すぎたのではないか。


学歴への過剰なブランド信奉が小保方晴子氏への過剰信頼を生んだ。
そして管理監督責任の不行き届きが笹井芳樹氏の破滅のひとつの原因だろう。

ボディーガードのケビンコスナーになぞらえて、
笹井芳樹氏は小保方晴子氏に(僕は君の)「ケビンコスナーになる」と誓ったというが。

検証実験の結果を待つでもなく、そして新たなチャレンジをするのでもなく
死を選んでしまうほどに、「俺はバカだった」そう思った故の行為に思えてならない。




小保方晴子氏の早稲田大学の博士号は
早稲田大学内部規定の要件不充足で取消に至らなかったものの、
論文そのものの不適切さは大学側からも指摘されている。
しかし、これでは学位を得てしまったもの勝ちで、論文通過は「ザル」と言われても致し方あるまい。
後日博士号取消をする要件の方があまりに厳しすぎるからだ。


大学時、あるいは大学院時に、誰がしかが小保方晴子氏の研究姿勢への問題を指摘していたら・・・
適切な指導がなされ、そして彼女の科学者としての資質に疑問の目が向けられ
ここまでの大きな問題には至っていなかったはずだ。
そもそも、適切な論文審査があれば、彼女に博士号は渡っていなかっただろう。



小保方晴子氏の経歴は華々しい。
しかし、それは、実験の不適切な遂行や質疑応答から見るに、実力相応のものではない。
早稲田大学へのAO入試に始まり、「学歴ロンダリング」に近い形で実現してきたものだったのだろう。

「コネ」も「人たらし」も、才能ではある。
「可愛い」ことも、「女性であること」も、それを利用して出世していくことも才能だ。

しかし、その才能と科学者としての資質に大きな乖離があったことが笹井芳樹氏破滅へとつながった。



難関大学の看板を背負っている人間であれば、あるレベルは兼ね備えているハズという前提は
だんだんと通じなくなっているのが現代だ。
有名大学や難関大学といえども、少子化によって、
AO入試や各種推薦入試を取り入れなければ入学者数確保は難しくなっている。
各大学が、ありとあらゆる形式の入試に手を出し始めているのが実情だ。
全入の時代を迎えた現代、偏差値では、過去20年で全体平均で平均10ポイント程度も下落している。
しかし、肝心の教育内容は旧態依然のものであるから、
基礎学力や基礎を身に付けないまま専門の学位を得る者も増えているのだ。


笹井芳樹がこれまで出会ってきた研究していた女性は実力があったかもしれない・・・
しかし、それを小保方晴子氏は見事に崩す存在だった。


これまで小保方晴子氏が出会った各所のキーマンは小保方晴子氏の別の才能に惹かれ
科学者としての厳しい目で彼女の資質をチェックすることはなかった。
それどころか、彼女の発想の面白さに着目し、ステップアップを後押ししてきた。
寵愛と信頼の連鎖が繰り返され、実力以上の実力がプロフィールとなったのだ。


そして、それ故、笹井芳樹氏はSTAP研究を小保方晴子氏に任せた。
信頼しきっていたと言ってもいい、あまりにも杜撰な管理体制。
それ故の「まさか」が笹井芳樹氏のSTAP研究で起きてしまった。


とはいえ、一度の研究の失敗で命を絶ってしまうとは。
生きていれば、改めてのチャンスは巡ってきたかもしれないが、
絶望が深かったのだろうか。
それともプライドがそれを許さなかったのだろうか。
ノーベル賞を期待されていた科学者の死は日本の損失でもある。
なんとも悲しい結末である。









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